
幸い大きな事故はなかったんじゃないかとは思う。バス停の位置も変わって、商売にも随分と影響が出たとこもあったりしたけど、なんと言ってもおもしろかったのは、バスが来ると一斉に道の反対側にバス待ちの人が移動したことかな。今までの習慣で並んでいると反対方向に行っちゃうからね。


企画展がお目当ての交通方法変更30年記念展『730狂騒曲』。730と言われてもピンと来ない世代も多くなったけど、1978年(昭和53)7月30日午前6時から実施された交通方法の変更のことで、車が右側通行から左側通行へ変わったこと。
ポスターや、当時の標識や案内板など懐かしいものが展示されている。730グッズなんか今となっては珍しいもののある。
先に書いた通り、730当日自体は体験してないのだけど、7月30日午前6時にサイレンが鳴り響き、29日の22時から沖縄県全域交通止めで交差点で止められていた車が警察官の指示のもと、一斉に道路の左側を走り始めたそうだ。当時の模様がYouTubeで見ることもできる。

大きな事故はなかったと書いたけど、バスが原野に横転したりや接触事故は多く、沖縄中の自動車が「試運転」に 繰り出したごとく、道という道に車が溢れ、普段だと、30分ほどの通距離が3時間以上になり大渋滞だったようだ。そう言う意味では当日いなくてよかったのかもしれない。当時の新聞のスクラップなども展示されていて興味深い。また30年前の新聞って字の大きさが今と比べると随分小さかったなと思い出させてくれたりするし、広告も懐かしい。僅か30年って気もするけど、随分レトロっぽい。クイズ730なんて番組もあったっけなぁ。

730以外にも50-60年代の那覇市の道路やバスの古い写真が展示されているのも、とても興味深い。オート三輪などが写っている写真は沖縄っぽさより三丁目の夕日のような光景だ。58号線も今とは随分と趣きが違うね。

730を記念した碑は沖縄の各地にあって有名なのは石垣のその名も730交差点の碑だったりするけど、そう言えば、県庁の裏手にもあったなぁと思い、この企画展を見たあとにプラプラと久しぶりに県庁へ行ってみた。正面から入り裏口から出て、県警の方へ向かう道のそばにその碑はある。以前見た時より、彫った文字の色が褪せてきているようには見える。普段この道を利用する人は少ないとは思うけど、近くに来たら寄ってみるのもいいかも。
前回の那覇市歴史博物館の記事。

7/4-8/13(7/8はナハの日で無料)
那覇市歴史博物館
住所:〒900-0015 那覇市久茂地1丁目1番1号 パレットくもじ4階
電話: 098-869-5266
開館:10:00-19:00
休館:木 年末年始(12月28日から翌年1月4日まで)※展示替え等による臨時休館もあり
料金: 大人300 円(240 円) 大学・高校生200 円(160 円) 中学生以下100 円(80 円) ()の料金は20名以上の団体 特別展期間中は別途料金をもうける場合があり。
一年有効券(フリーパスポート)大人 1200 円 大学・高校生800 円 中学生以下400 円
レファレンスサービス(資料閲覧)の利用時間
月曜日・火曜日・水曜日・金曜日
午前10時-正午、午後1時-午後5時
休館日及び土・日・祝日は利用不可。
※電話での御予約が必要。
大きな地図で見る (那覇市全域の情報が見れます。 β版)┃おきぐるマップ





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