
店内に入ると、外から見るより広いし、印象もいい。左の方は、4人用テーブル席2つと7席程のカウンターがありスナックか喫茶店の雰囲気で、右には4人用座卓が3つある座敷があるのだけど、後から作ったという感じで、思ったとおり昔は、喫茶店だったんだろうなと思う。入ったのは15時過ぎなので、そのカウンター席に一人先客がいただけで、私は全体が見渡せる座敷に座ってみた。座った座卓の向いにも4人用テーブルが1つあり、その向こうが厨房のようだけど、そのテーブルにはモヤシの入ったざるがいくつか置いてあり、ヒゲを取っている最中のようだ。


これが、アーサ入りゆしどうふ定食550円。出てくるのが早い。注文してから5分もかからなかったかな。おからに沢庵が付いてくるのは普通だけど、ふりかけの袋が添えられているのは初めてだなぁ。
ちなみに、おとなのふりかけ青しそひじきと書いてある。ともかく、ゆし豆腐を一口。美味い。ゆし豆腐とは、にがりを入れて固まりはじめた、型に入れる前のふわふわした豆腐のことで、おぼろ豆腐とも呼ばれたりするけど、この店のは、ざる豆腐に近い感じで大ぶり。ふわふわではないけど、とろりとした食感と甘みのある濃厚な味で口の中でふわりと消えていく。味付けの塩味も濃すぎず薄すぎずちょうどよく、アーサとゆし豆腐との組み合わせがとても素晴らしい。優しいんだけど、1本芯の通った味。あとで聞いたら、実家が古波蔵豆腐店だったかな?で、自家製豆腐と言うことになるのかな。
おからを出す店も多いけど、いかにもサービスだからって感じの添え物だったりすることも少なくない。でも、やまのおからは、しっとりと柔らかく、しかも熱々で、甘めのしっかりとした出汁が利いていて実に、美味い。これにはちょっとびっくりだ。ご飯は、食堂にしては小盛りなので、やや少ない位だけど、その分ゆしどうふのボリュームがあって、十分満足できる。おからや、たくあんもあるし、結局ふりかけの出番はなくて持ち帰り。なくてもいいと思うけどなぁ。さて次回は、何にしてみようかなぁ。おそらくこの店は、他のも美味いんじゃないかと思うな。住所:宜野湾市新城1-35-8
電話:098-893-4358
営業:11:00-22:00
定休:日
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浜屋のゆし豆腐そばも名品だと思います。
ゆし豆腐そばと言えば、やっぱり高江洲そばのとーふソバが絶品だなぁ。麺はそれ程好みじゃないけど、美味いです。
http://okiguru.seesaa.net/article/15378054.html