2008年09月02日

玉城城跡

06jomon_tamac.jpg南部の知念城跡や糸数城跡には行ったことがあるんだけど、玉城(たまぐすく)城跡は初めてかもしれない。垣花樋川に行こうとゴルフ場横の道を走っていたら案内板が目に入ったのでバックして寄ってみることに。ちょっとした広場があって傍の方に碑銘が立っている。

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info_tamac.jpgその碑銘によると、この城は、別名アマツヅ城とも称され、築城年代や歴代の城主についてはさだかでない。「島尻郡誌」では、「アマミキヨが築いた城であるとの伝説があって、城主は、一の郭、二の郭、三の郭の三つの郭からなる階段状の山城で天然の要害の地に築かれている。城壁は一の郭のみよく原型をとどめていて、二の郭と三の郭の城壁は、戦後、米軍基地建設の骨材料として持ち去られ、現在根石がかろうじて残っているにすぎない。一の郭は、東北東に自然岩をくり抜いた城門を構え、城内には「天つぎあまつぎの御嶽」(神名「アガル御イベ、ツルベ御イベ」)が祀られている。とある。県指定の史跡と書いてあるけど、碑銘にはその上から国に変えられている。

以前から城跡と城址はどう違うのかなと思っていたのだけど、城跡は、その場所に存在した城の本丸・二之丸・三之丸などの全てのエリアを指すのに対して、城址は、城の中に在った「天守」あるいは「隅櫓」などの建物跡を「址」の文字を使って表しているらしい。
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クルマを停めた広場が三の郭にあたり、そこの奥に石段が二の郭から1の郭へと続いている。雨が降ると滑りやすいらしく自己責任で登ってくださいと注意書きとロープが貼ってある。二の郭までは左程の坂ではないけど、1の郭への石段は、距離は少ないけど、かなり風化もしているし急峻な坂だ。すぐに城門が見えてくる。振り返るとあいにくの天気だけど、ゴルフ場の向こうに海も一望できるなかなかの眺めだ。城門は自然の琉球石灰岩を刳り貫いて造られた珍しいもので、琉球最古の古城跡と言われているそうだ。

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城門をくぐるとうっそうと茂った樹に囲まれた一の郭の広場に出る。拝所や御嶽が点在していて、先に進むと城壁越しに奥武島や知念半島まで見渡すことができる。米軍基地建設の骨材料として持ち去られてしまった二の郭と三の郭がないのは残念だけど、鬱蒼とした石段を登って見られる景色はなかなかいいし、今度はもっといい天気の時によってみることにしよう。

大きな地図で見る (南部全域の情報が見れます。 β版)おきぐるマップ

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