2008年09月03日

垣花樋川

13hija_up_kakinohanah.jpg仲渠里樋川に来たからにはやっぱり垣花樋川にも寄らねばならぬと思ったけど、すでに17時前だし、雲行きもあやしくポツリポツリしだした。それに樋川までの道が急な坂道だなぁと言い訳が頭を巡ったりもしたのだけど、動き始めた心は止められず、カメラを保護するビニール袋をポケットに詰めて下りてみることに。

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V字型に切り立った薄暗い岩の間を通り鬱蒼と生い茂った木々の石畳は、かなり急な坂道。下りるのはちょっと神経を使うけど、登るのは体力もいる。

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石畳の途中には、昔の人が登る時に、一休みしたと思われる、中休み(ナカユクイ)石、上ユクイ石が残っている。帰りに登っていく時に、ちょっと一息ついたらその岩が目に入ったから、よく考えられているのかも。もっとも昔の人は水やいろんなものを持っていたんだろうけど。100m程で視界が開けてくる。

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目の前は海で、右手に見えるのは水田なんだろうか?湧水は左手の方にある。

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これは、右側から出るで、を男(イキガ)川、左側から出る水を女(イナグ)川と言うだけど、そっちの方は水が流れ出ていなかった。男(イキガ)川の水は豊富で綺麗。夏場は、子供たちで賑やかなところだけど、さすがに9月に入った平日の夕方なので誰もいない。こんな静かな垣花樋川は初めてだ。しとしと降っている雨もなんかいい感じ。

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16creson_kakinohanah.jpg下流の浅い水たまりが、馬浴(ウマアミシー)川で、ここで馬に水を飲ませたり、馬の体を洗ったりしていたそうだ。沢にカニや小魚もいる。樋川から流れた水は下の田を潤し、かつては稲作が盛んだったらしいけど、今はクレソンなんかの栽培がされているようだ。それに今でも飲料水や生活用水としても利用されている水だ。また今度空と海が青い時に写真を撮りに来よう。


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