那覇ふ頭入り口から国道58号の明治橋交差点を結ぶ臨港道路那覇1号線は、先月開通したばかり。サンシャイン通りから旭橋交差点の渋滞はひどいものがあったけど、これで少しは緩和されているんだろうか?コンクリートのガジュマルが目を惹くバンヤンタウンの樹上の店もこれで店名が変わるのは3度目かな?いつぞやの台風以来、葉っぱがなくて丸坊主なのがちょっと寂しい。さて、今回は武道館の方から巡ってみよう。
会場は7つあるんだけど、まずは第1会場武道館のアリーナ棟へ。ここでは、沖縄県推奨優良県産品展、泡盛鑑評会出品酒一般公開、沖縄県発明くふう展などが行なわれている。すーみーかんから三線なんてのがあって、なんですーみーなんだろうと思ったら、穴の中にゴーヤーや蝶なんかが覗いてる。世界初チタンのギターもあったけど、私には有難みはよく分からない。泡盛の濁り酒や様々なものが展示されている。
沖縄ソーキそば缶も初めて現物を見た。缶詰めなので当然ながら蒟蒻麺な訳で、私的には、試食はしてみたいけど、こう言うのは売れたとしても余り好ましくはないなと思ったりする。そば粉を使ってない沖縄そばだけど、その名称を努力して獲得したのだしそれをラーメンが売れてるからって理由で安易に模倣して沖縄そばの名前を語って欲しくはないかも。沖縄とそばの間にソーキを挿入することで問題は回避してるつもりなのかもしれないけど。
さて、アリーナ棟のあとは練成道場の伝統工芸品店を見て、武道館をあとにして、やちむん通りへ。以前に比べると出店が少なくなっているようにも思うけど、今回は店頭ディスプレイなんかに最適そうなユニークなシーサーたちが目を惹いた。
さらに多目的広場へ。ここは例年沖縄の市町村コーナーになっていて、クライアントもいくつも出店していたりするので欠かせないコーナーだ。ちょっと気になったのは、ハンダマーの太巻き。紫のご飯に黄色い卵や野菜の緑がちょっと不思議。それより西原ってハンダマの里だったんだ。餅は試食させてくれたけど、ハンダマは色だけって感じ。太巻きは販売だけだったのがちょっと残念。
今帰仁のそーれでは、パインとマンゴージャムが商品化されていた。マンゴーを試食したんだけど、後を惹かないすっきりとした甘さでとても美味い。それに色がとても綺麗なオレンジ色だ。聞けばミニマンゴーと言う種類を使っていて、もちろん着色料や保存料などの余計なものは一切使ってない。廻りのブースでもマンゴージャムは売っていたりするけど、色が濁っていたり、ここよりずっと高い値段で売っているところもある。今帰仁の道の駅のそーれでも人気商品なんだそうだ。と言う訳でパインとマンゴーを1つづつ購入。パインとマンゴーを使った島のたれも美味いね。
はごろも牧場のやぎみるくやチーズにヨーグルトも試飲販売している。捜しても見つけきれなかったのだけど、宜野座村のじゃがいもを練りこんだそばを油で揚げたそばがりがりってのもどっかにあるはずなんだけどな。あれも美味い。香りのいい琉球珍味の黒薬味も購入だ。
最近ケバブをよく見るけど、ここには鶏ももを丸くしたものも吊るされている。なんかハチの巣みたいでもある。アグーのステーキも何軒かで見たけど、美味そうなとこは試食用のがなくて、試食させてもらったとこのは、焼きすぎでパサついていて、おまけに味塩コショーの変な味。これじゃ、どうしようもないなぁ。買う場合はよく確かめてちゃんと塩をふっているかどうか慌てないで確認した方がいい。それに焼き方と肉もね。
川沿いを歩きながら出口の方へ。途中のサブグランドでは拓南製鐵をはじめ沖縄の工業関連や園芸関連の出店が多く、ここにもクライアントが。今年も各市町村のデザインマンホールの展示が行なわれていた。全部じゃなくて20市町村なのがちょっと残念かな。こないだ行った粟国島のはなかったし、宜野湾市のもないけど、その市町村に行った時に写真を撮るのも楽しみのひとつ。解説を聞いていると那覇市が全国で最初にデザインマンホールを採用したんだそうだ。なんか担当の部長とかが交代する毎にデザインを変えている市町村もあるらしいぞ。
と言う訳で、涼しくなったとは言え、結構陽射しは強く汗いっぱいになって楽しんだ産業まつり。
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第31回沖縄の産業まつり2007のレポート
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