
住所:浦添市当山2-2-8-4
電話:098-879-9800
営業:10:00-23:00
定休:無
大戸屋は随分前から知ってはいたのだけど、入ったのは初めて。バークレーコートのベスト電器に用事があったので昨日の最強食堂に続いて食堂だ。調べてみると全国に200店程を展開している定食屋チェーン。全国と言っても東京を中心とした首都圏に多いようなので、石垣を含む7店ある沖縄は率としては大きいのかも。


他の店は知らないのだけど、浦添のバークレーズコート店に入ってみると、定食屋というよりワンランク上の和食レストランって雰囲気もある。各テーブルの仕切りなどは一切ないので広々とした開放感がある分、余りプライベート感はないのでさすがにカップルは見られなかったけど、家族連れや女性グループが多いようだ。夕方の4時過ぎにしては混んでいるけどお正月のせいもあるのかな。


メニューは結構豊富で、店内で用意されているメニューブックも同種のチェーン店のよりセンスはいいかんじだけど、ページが多いので、どれにするか迷ってしまうかも。総て税抜きと税込みの値段が併記されているのが少々煩わしく、ぱっと見ていくら?なのってのが分かりにくい。あれこれ目移りするんだけど、店頭で目についた「すけとう鱈とカキの赤味噌煮込み鍋定食」にすることに。名前が長過ぎて言うのが面倒なので、メニューを差して、これお願いします。(あとで会計票を見たら、鱈の煮込み鍋とかになってた)注文すると、ご飯はどうしますか?と聞かれた。種類があるの?って聞くと、一瞬返事がないので、どうしたものかと思ったのだけど、ページを捲ると説明があるようだ。多め、少なめの他にとろろやひじきを載せたり、マグロ丼とかにもできるようだ。とりあえず白飯の普通でお願いした。

これが、すけとう鱈とカキの赤味噌煮込み鍋定食791円 税込830円。711kcalらしい。説明によると「餌の豊富なベーリング海域で小型の甲殻類や魚類、イカなどを食べて成長するすけとう鱈は1月から3月にかけての産卵にむけて栄養をしっかりと蓄えています。旨みの詰まったカキと組み合わせて、コクのある赤味噌で鍋に仕立てました。
※ロシア産すけとう鱈と広島産カキを使用しています。」とのこと。


甘みのきいた赤味噌仕立ての汁に、片栗の餡で包まれた鱈と牡蛎に豆腐や白菜、ネギなどの野菜が入っている。片栗の餡は強めでプルルンとしていて、牡蛎はとても風味が強く美味い。鱈は逆に餡の方の存在感が強い感じはするけど、ほろりと柔らかい。ご飯は普通にしたけど、沖縄の食堂的に言うと小サイズかそれ以下なので多めの方がよかったかな。多めでも確か無料だったはず。煮物かなと思った小鉢は漬け物で、大根やニンジンともに歯ごたえがあって思ったより美味い。さて、全体としては、量的な満足は余りないが、味はまずまず。まぁ、食堂と比較しちゃいけないのだけど、やや高め。ただし一部のメニューを除けば食堂では食えない類いのものだし、利用シーンもこちらが上だろうね。セットじゃなくて単品でも注文できるので、グループで中華のようにいろんな種類を頼んで食べ分けるってのもよさそうな感じだ。
大戸屋は、創業は昭和33年で、「全品50円均一」というユニークな経営手腕を打ち出し、連日千人を越すお客様の支持を受け、「50円食堂」という愛称で親しまれたそうだ。そう言う点ではちょっと高級路線の店になったんだなと思うのだけど、去年、低価格定食業態の実験店舗「OOTOYA's kitchen」を出店とあるから原点回帰の動きもあるようだ。
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