2006年10月17日

沖縄そば博物館 川(せん)

in01_sm.jpg10月1日に那覇のゼファー那覇タワービルの2Fにオープンした沖縄そば博物館に行ってきた。県内で有名な店・話題のあの味が勢揃い! 全部で8つのお店から様々な沖縄そばをお選び頂けますというのがキャッチフレーズではある。出店している店を見るとこの博物館で初めて出店する店もあるので店揃えには苦労したのではないかと思わせるものがある。確かに有名店が新たに出店するのは難しいものがあるだろうな。

fm_oki_sm.jpg今日、10月17日は沖縄そばの日で、ちょうどFM-OKINAWAの公開放送が行なわれている最中だった。公正競争取引規約によると、そば粉を30%以上混合していないものはそばとは表示してはならないとあり、そば粉を使わない小麦粉100%の沖縄そばは、違反であると、復帰して4年後の1976年に公正取引委員会から指摘があったそうだ。が、前年の1975年に設立された沖縄製麺協同組合が各方面に交渉した結果、1978年に「本場沖縄そば」として認可されたのがこの沖縄そばの日なのだ。 番組ではおきなわそばじょーぐー検定なども催されていて盛り上がっているようだった。それを後目にスロープを昇ってそば博物館へ。


menu_sm.jpg入口には出店してる店の全メニューがあり、隣にある券売機で選んだそばの券を買うとスタッフが席まで案内してくれるシステムになっている。フロア自体は2フロアに分かれていて券売機のあるフロアには5店舗が周囲に配置され、真ん中にテーブルがあり食べるスペース。スロープを上がった次のフロアには残りの3店舗と同じく中央にテーブルがある構成。


in_all_sm.jpg

出店しているのは、首里の御殿山、小禄のうるくそば、今はチェーン店になった我部祖河食堂、木灰そばの歓会門、辻のシーサー、初めて聞く名前のすば家 川(せん)、昔首里の琉大近くにあったらしいが、それを再現したという大学食堂 (回グループがやっているらしい)、 具志川が本店の麺そーれと、そば以外では、アイスクリームのブルーシールとぜんざいの富士家。

私が選んだのは、初めて聞いた名前の川(せん)の炙り豚バラすば(かつお風味)600円。ちなみにとんこつ風味は700円。

sen_abuributa_600.jpg

おおっ、見た目は美味そうだ。出汁はあっさり目でコクがある感じ。麺は見た目は亀濱の麺っぽいけど歯ごたえが結構あるし、これは多分西崎製麺のものじゃないかな。亀濱の麺をこんなにするにはちょっと手間がかかるはずだしな。確認してないからはっきりとは言えないけどね。迫力のある三枚肉は炙ってあるから香ばしいのだけど、説明書にあるように、とろける程軟らかく煮込んだと言うのではなくてシャクシャクとした食感で、それ自体は悪くはないけど味自体はそっけない印象だ。麺と出汁は悪くないのでちょっと残念。

あと興味があるのは、昭和31年創業で、当時首里の琉大そばにあったと言う大学食堂をその孫たちが再現したその名も大学食堂。私は1976年から琉大にいたんだけどその時はもうなかったのかな?ただ、再現したと言う割りにはメニューが、カリー、イカスミ、アーサ、激辛そばと際物っぽいのしかないのは、ちと納得できん気はするなぁ。

博物館と言っても単に食べるところで、展示の方は沖縄そばの歴史とか家庭での美味しいつくり方が書いたパネルが、壁に申し訳程度に貼ってあるだけなので、博物館を期待していくと期待はずれになる可能性は大きいかもしれないし、フロアにもそれらしい雰囲気はまるでなくて学食か(今の学食はもっといいかもしれない)、特設のイベント会場って感じなのは否めないね。

沖縄そば博物館
住所:那覇市牧志2-2-6  ゼファー那覇タワービル2階(沖縄三越隣) 電話:869-4376  営業:11:00〜20:30(ラストオーダー20:00)

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posted by rio at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 那覇市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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