ライブハウス モッズには、沖縄市にあった頃は何度か足を運んだことがあるんだけど、美浜に移転してからは実は初めて。今年で22年になる老舗ライブハウス。なんでも、沖縄にはこんな音楽をするアーティストはいないというステキなグループが来ると
10行のミユキさんも言うし、出演もする
テルミン奏者の生方さんには招待までしていただいたりしたんで、新年会2連続で少々グロッキー気味だけど思いきって出かけることに。

8時スタートだけど、多分遅れるだろうなと想像しながらもモッズだと或いは時間通りやったりしてたかなぁとも思ってほぼ時間通りに着いたのだけど、やっぱりほとんど人がいない(^^;
前よりちょっと狭くなったのかなとオーナーの喜屋武さんに尋ねたら、前より少し広くなっているんだそうだ。
ビールは600円。フード類は700円のが多い。おすすめの冷しゃぶサラダをオーダーしてみた。700円。ボリュームもあって味もいい。鶏の唐揚げも700円で、外はカリカリ中はジューシーでいける。ライブ中だったのでほとんど真っ暗なところで撮るとこんな風になるね(^^; ポップコーンだけは300円と安いのだけど、ボリュームはかなりのもの。塩加減もよくてやめられない味。ピザとアタリメとかは打ち上げの時のもの。

しだいに人も増え、21時からスタート。トップはアコギの
minoseven。いきなり戦場のメリークリスマスを弾きはじめたので、あっ!と思っていたらぶっ飛びそうな位いい!先日ア・デューでピアノソロで弾いてもらったのもすごくよかったけど、ギターでは初めてだし、アレンジもとてもよくて圧倒された気がするな。ギターってやっぱりいいなぁと思わせてくれる素晴らしい演奏だった。唄はまだまだだけど、楽しみなアーティストの一人。

二人目は、大阪から来た
AMBI。クラブとかでよく唄っているそうで、沖縄でもこれからの1カ月くらいの間23箇所のクラブやバーでライブをするんだそうだ。流しのギター弾きとかの現代版みたいなもんだろうか?声量も豊かでなかなか巧い人のようだ。

3人目は
テルミン奏者の生方さん。スタートレックのテーマはお馴染だけど、新日本紀行のテーマは初めてだと思うけど、新鮮なサウンドでよかった。しかし何もない空間で音を操るのは不思議だよなぁ。生方さんらしい喋りも楽しい。

4人目は、ヒルギ。聞くところによると病気をしていてギターも握れなかったそうなんだ。しかしそんなことは信じられない程、迫力のあるギターと歌声だった。喜屋武さんが言うには以前はこの倍くらいの声量があったんだそうな。中音から高音まで唄の途中での変化が持ち味なのかな?うまく表現できないけど、磨き上げた高音というよりちょっとひっかかりのあるところがいい。そばで言うと首里そばのような風合いかな。

ライブが終わったあとにcdを買った。
新しいアルバムのようで、今日の曲とは違っていた。これはちょっとまとまりすぎていてライブの彼女とはかなり違う雰囲気みたい。上記サイトで視聴ができる。
私は、
こっちのアルバムが欲しかったかも。

さてさてトリは、
マコフェイ。キーボードの白川真琴とボーカルとテルミンのフェイターン(銀河をさすらう元ウタラウト王国のお姫様らしい)のユニットなのでマコフェイらしい。
フェイターンは、テルミンを演奏しながら唄うのだけど、師匠は生方さんだそうだ。今回は、さらにドラムやギターも加えて5人編成。
フェイターンは、ライブの前にお話ししたりしたんだけど、とても笑顔のステキな方。その場にいるだけで場を華やかにする人がいるけど、まさにそんな感じの人。この人に頼みごとをお願いされたら断れない人は多いだろうなぁ。きっと頼み上手じゃないかと思うぞ。

で、ライブは見てるだけでシアワセな気分にさせてくれる。なんとも楽しそうに笑顔いっぱいのライブ。頭は冷静に音を聞いていても内蔵が踊り出しちゃうのだ。なんとも心地よいね。ただでさえ難しいテルミンを演奏しながら全く違和感のないボーカルもいい。キーボードのマコさんのサウンドもかっこいい。ひょっこりひょうたん島の唄のアレンジもおもしろかったなぁ。写真は、マコフェイの初cd。ジャケットや盤面などの切り絵のイラストがステキ。
マコフェイのサイトチンタムーのサイト
ライブが終了したのは1時前位。それから打ち上げで私も2時半位までアーティストやいろんな人と話をさせてもらってともかくライブ三昧で贅沢で楽しい一夜だった。やっぱりライブいいね。それに出演者との距離もいい感じだねモッズは。
さて打ち上げはいつまで続いたんだろうか?
モッズはとっても音がいいね。
ライブハウス モッズ住所:〒904-0115 沖縄県中頭郡北谷町美浜9-12(アメリカンデポ Cー2F)
電話&FAX:098-936-5708

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