
恩納村の仲泊には約3,500年前の岩陰住居跡と古い石畳道路が残っている仲泊遺跡がある。この石畳を登った小高い丘からは海が綺麗に臨めるし、木洩れ日の中石畳を歩くのも心地よい。周辺には、美味い海産物をいただける浜の家や、恩納村博物館、産直品販売の恩納の駅などがあり楽しめるエリアとなっている。

第一洞、第二貝塚、第三貝塚、第四貝塚、第五貝塚、と、王国時代から明治の末ごろまで利用された比屋根坂と呼ばれる石畳道の6つの遺跡をまとめて、仲泊遺跡とよんでいるんだそうだ。この写真は第三貝塚で、大昔の人々の住まいの様子を知るのに大変貴重な遺跡だということで、国指定の史跡になっている。
近くに深川があり、上流には森があることから、昔の人々にとって生活しやすい場所だったと考えられている。


貝塚を眺めながら、石畳の坂道を登っていくと、広場と展望台があり、ここからムーンビーチや、ラマダルネッサンスの海がよく見える。お弁当でも持ってきてのんびりするのもいいね。


この展望台からさらに上に石畳道は続いている。この道は、明治末期まで利用された比屋根坂と呼ばれるものだそうだ。以前と言っても大夫と前だけど、その時はこんなに整備されてなかったと思う。綺麗に草や木が苅られていて歩きやすくなっているし、木々によって作られる木洩れ日の光と影がとてもいい雰囲気と昔の面影を伝えてくれているような気がする。


貝塚の廻りには、モモタマナの木もたくさん植わっている。沖縄では珍しく紅葉する木で、丸くて大きな葉はかわりらしい。ちょうど新芽の季節でまるで緑の電灯のように太陽に照らされていて美しい。
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