エントランスは2階になっていて、大きなガラスの壁のあるホールからは恩納の青い海が広がって見える。最初の部屋では山や海の恵みに育まれてきた人々の暮らしを生活用具などの実物資料と模型で紹介しているのだけど、この模型がなかなか見事な出来栄えだと思う。写真右下は水中眼鏡で、沖縄ではミーカガンと呼ぶもの。
農機具の展示は、南風原文化センターや名護博物館でも見られるものだけど、村落のジオラマは出来がよくてすごくよく雰囲気を作っていると思うし、展示パネルもよくできているね。
シアターでは、さまざまな祭りや行事を交え、恩納の人々の暮らしを紹介している。山田温泉の懐かしい写真もある。ちょっとしたクイズなども工夫されていて子どもも楽しめるようになっている。
そんなに大したことはないかと期待はしてなかったのだけど、こぢんまりとしながらもなかなか充実していると思う。それにレイアウトや展示の説明書などもセンスがよくてなかなかオシャレだ。
入館料も100円だしね。ちなみに私がその日の8人目のお客だったようだ。
恩納村博物館
住所:国頭郡恩納村仲泊1656-8 電話:098-982-5112
営業:10:00〜18:00(入館は17:30まで) 定休:月曜日(祝祭日の場合は開館)、祝祭日の翌日、6月24日(慰霊の日の翌日)、年末年始
料金:一般 100円、大学生・専門学校生 50円、小・中・高校生 30円
オフィシャルサイトより、海と船の博物館ネットのページの方が遥かに詳しい。なにせ収蔵品のかなりの数の詳細情報まで掲載されているのだ。
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