
カフェ・いしぐふーは、名護のカヌチャ・ベイホテルのさらに先にある沖縄そばとラーメンと餃子の店と言えばいいのかな。看板ではカフェになっている。外観は鮮かなオレンジでちょっとサンタフェ風でセンスがいい。

中に入ってみても、手作り感あふれるナチュラルな感じが温もりを感じさせてくれる。説明によると、建物から内装、家具や器まですべて友達とみんなで集まって作ったんだそうだ。ところで、いしぐふーは、今は、那覇や北谷、名護の市場内にも支店がある。最初にいしぐふーを知ったのはここやんばる店のことで、当時は美味いラーメンと餃子があると言うことでいつか行きたいと思っていたのだけどなかなか機会が作れなかった。そのうちに那覇に支店ができたのだけど、そちらでは沖縄そばだけでラーメンはなかった。今でもラーメンはやんばる店のみのようだ。
当然のことながら、そのラーメンである限定40食のいしぐふー麺を注文してみた。ランチを食べて間もないってこともあったので餃子は我慢。限定30食の餃子は525円と高めの設定だけどボリュームはありそうな感じ。

これがいしぐふー麺735円。スープは透き通っていて、味はあっさりしているけど、輪郭のくっきりとしたコクのある塩味。これ以上濃いと塩辛くなる一歩手前って感じだろうか。いい塩を使っていると思う。麺は細麺で、ツルツル、シコシコで美味い。具は、薄く削がれた炙り地鶏で、食感もよく味わい深い。チャーシューとかよりこの方があっているね。黄身だけでなく白身も柔らかな半熟玉子も玉子自体の味がとても濃くて美味い。

見た目は白身が崩れているのだけど、確かにこれは剥くのが難しいだろうなぁ。あとはたっぷりのネギとゴマ。ネギも新鮮で香りと食感がよくて風味をプラスしてくれている。シソや梅なんかあってもとても合うだろうなぁ。ともかく、とても美味いラーメンだと思う。ラーメン好きならやってくる価値はあるよ。次回は餃子も食べてみよう。オリジナルの丼もいいね。

ちなみに、那覇店のいしぐふーのそばがこれ。店頭には、沖縄一ぜいたくなそばと書いてある。 何が贅沢かと言うと今ではなかなか手に入りにくいアグーと、 削りたての日本一といわれるかつお節で出汁を取っているらしい。写真のソーキそばは、740円とちょっと高目。器は手作りらしくちょっとユニーク。 味は、塩辛いと言う訳ではないけど、やや、塩が勝っているような感じ。出汁の方がなんだか負けているんじゃないかなと思った。麺はてんtoてんのを一廻り細くしたような感じのプルプルしたものでなかなかいい。ソーキもスープを邪魔しないように薄味なのはいい。でも小さすぎるかも。特徴的なのは薄焼き卵で被われていることだけど、別になくてもいいように思ったりする。別添えに本格鰹節があってスープが半分になったらそれをかけてお楽しみ下さいとあるので、この卵はスープを熱いまま保たせる役目があるのかもしれない。と言う感想。
カフェ・いしぐふー住所:名護市安部505 電話:0980-55-8081
営業:11:00-売り切れ、日暮れどきまで 定休:火・水

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