昨夜セテールで、その日のランチには列ができていたって話をしていたので思い出した。今日でラストだし、遅いランチ代わりに那覇まで出かけてみた。ここには、何度か行ったことはあるけど最後には行ったのは1999年だからもす8年近く前になる。閉店だからと言って格別な想いがあると言う訳ではないのだけど、味の記憶と記録としての写真も撮ってもおきたかった。
混んでいたらどうしようかと思っていたけど、店はいつも通りの感じだ。色あせたメニューサンプルが店頭にだしてあり、いらっしゃいませと書かれた札が入り口のドアに貼られている。静かなのでもう閉店しちゃったのかと一抹の不安を感じながらドアに手をかけると開いた。
先客は4組くらいか。ちょっと拍子抜けでもある。ちょうどアイドルタイムなんだろう。今日はステーキにするつもりで来ていたからいいのだけど、以前あったすき焼はメニューから消えてしまったようだ。7年前からステーキは200円値上がったようで、テンダーロインは1700円。ニューヨークステーキは1500円だ。テンダーロインもいいけどニューヨークカットも好きなので最後のオーダーはこれ。焼き方はいつものミディアムレアでパンをチョイス。
まずは、スープとサラダ。スープはジャッキーや88と同じ小麦粉でとろみをつけたようなどろっとしたものだけど、私はこれが好きだ。普通だとスープとサラダを食べた頃に熱々のステーキがやってくるのだけど、今日はスープを半分も飲まないうちにステーキがやってきた。
派手に油がジュージューと、はぜたりしないで控えめな感じで登場。それとライス。あれ?パンだったはずだけどな。まぁ、いいか。あいかわらず塩は、JTの食卓塩しかないけどA1ソースかけるよりは遥かにましなので、塩コショーする。さて、ナイフで切って一切れを頬張ってみる。柔らかく肉汁が口の中に広がる。塩、コショーだけなので肉の味がよく分かる。ひょっとしたらあらかじめ何かに漬けて味付けしてるのかもしれないなぁ。一口一口がとても味わい深い肉だ。つけあわせの大ぶりのポテトも美味い。最後の一口を食べてしまうのが惜しかった。
最後に、奥さんに挨拶をして写真を撮らせてもらって店をあとに。 ともかく永いあいだご苦労様でした。話によると時期は未定だけど、東町で再開する予定があるそうだ。ジャッキーが移転した時には内装を再現していたけど雰囲気までは再現できなかった。永い歴史を再現するのは難しいと思うけど、その時はまたこのステーキを食べてみたいと思う。
昔書いたステーツサイズの記事はこれ。
ステーツサイズと言うからてっきりSIZEだと思っていたら、SIDEなんだね。だからステートサイドって日本語の方が正しいのかな?Statesideならアメリカ本土って意味だよね。
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