
2度目の時は店の前に人がいたのでたずねたらお店の方ではなかったけど明日開店とのことだったので、近くにある麺屋・天とはしごをする覚悟で通ったらまだ開いてなくて、今日こそ開店らしいと言う情報のもと期待半分、不安半分でやってきた訳だ。と、お店には暖簾がかかっている!やっと食べられるぞ。


中に入るとお客さんは私だけだったけど、愛想のよさそうな大将と奥さんらしき方が元気よく迎えてくれた。いつ開店なのかラーメン好きのみんなが期待していたんですよと言うと、納得できるまで開店したくなかったんだそうだ。開店日を書いてしまうとそれにあわせないといけなくなってしまうし、台風で仕込みも遅れ気味だったそうだ。なるほどとも思うけど、私みたいに〆切がないとずるずる仕事を続けてしまう者には、この方式はダメかもだ。でも宣伝もしないで静かにオープンするのはいいと思う。ゆっくりと時間をかけてお店を作っていきたいそうだし、最初から混んではオペレーションにも無理がかかるしね。
さて、メニューはとてもシンプル。中華そばの並があるだけ。九条ねぎの大盛りのオプション以外のご飯、キムチ、メンマ、玉子はサイドメニューのようだ。で、当然中華そばを注文。玉子も注文してみたら「ゆで卵ですがいいですか?」とのことで、内心?と思ったのだけど、トッピングではなくて殻のついたままのゆで卵がでてきた。

これが中華そば。沖縄そばの三枚肉のようなものが載っている。まずはスープを一口。思っていたよりスパイシーでコクのある味だ。唐辛子と背脂のせいだと思う。出汁は鶏だそうだ。

麺は博多ラーメンよりちょっと太目くらいのストレートな細麺。モチっとしていてプッチンとした食感で美味い。個人的には心持ち太目が好きだけど、店主曰くこの細さにするのに3カ月こだわったそうだ。
三枚肉はやや薄めだけど柔らかく脂もよく抜けている。九条ネギは香りがいい。

するするっと胃の中に消えていく。テーブルには壺に入ったニラキムチがあって途中で丼の中に入れてみたらピリピリっとして楽しめるし、シャキッとしていて美味い。辛いのが好みの人はたっぷり入れられるのも嬉しいに違いない。他に中華そばのタレも用意されていて濃い味が好みの人は味を調整できるようになっている。私には必要ないけど、学生さんとかにモニターしたらもっと濃い方がいいと言う意見もあったので用意したそうだ。



2度目の和楽の大盛り肉中華そばの記事はこちら。

住所:〒901-2126 浦添市宮城3丁目152
電話:098-874-8069
営業:11:00-15:00 18:00-22:00
定休:今のところ不定休
※10月より月曜が定休になるそうです。
浦添ラーメンマップver.10

