たつぞうは、与那原の東浜に昨日オープン仕立てのらーめん屋。隣りは、居酒屋のてんてこまい。まだ廻りには住宅がポツポツあるくらいで、昔の北谷の埋め立て地を思い出したりする。店の向かいの広場あ、小学校用地のようでこれから発展していくんだろうと思う。
たつぞうは一風変わった建物の1階にある。話では通堂の方が独立して開けたお店らしいけど、ファサードなどにも通堂の雰囲気が感じられる。さてお店に入ろうとしたら入口に支度中の大きな文字が・・。ちょうど16時頃だったので、中休みなのか、或いは売り切れなのかとちょっとがっかりしたのだけど、入口が開いて中も見えたし人もいるようなので一応覗いてみることに。帰ろうとしている女性のスタッフらしき人と店主がいたので、お休みですか?と尋ねると大丈夫ですよとのこと。一安心して席に座る。店内にはキッチンの向かいにコの字型カウンターの廻りに8-10席と6人用のテーブル、4人用のテーブル、2人用のテーブル各1と奥に6人程座れそうな座卓のある座敷がある。
オープンしたばかりからか、メニューはシンプル。らーめんとチャーシューめんのふたつに、ご飯、辛めしと餃子のみ。あとは、辛肉、煮卵、替玉が各100円。それではとチャーシューめんをオーダー。するとストレート麺にしますか?それともちぢれ麺がいいですかと聞かれた。よく見と壁にはどちらか選べますと書いてある。縮れ麺の方が少し太目だってことなのでそっちをチョイス。
これが浜だしとんこつチャーシューめん薄切りの三枚肉風チャーシューにキャベツ、海苔、ネギとシンプルな感じ。800円なので、値段設定は少し高めではある。まずは、スープ。おっ、思っていたよりずっとマイルドだ。しっかりとしたスープだけどくどさがない。とんこつをベースに魚介類で味を整えたらそうだ。スープの底から鰹節が覗いたりもする。
中細のちぢれ麺は、ツルシコ系で弾力もありとても食感がよく美味いと思う。もう少し太目でもこのスープにはよくあいそうな感じがする。この麺の替え玉が100円は安いなぁ。キャベツもあっていると思う。チャーシューは、トロトロ系ではなくて、サクッと噛みごたてのある感じで脂っぽさは全くない。というわけで後味さっぱりのこってり系ラーメンかな。
会計する時に、店主の方に縮れ麺はどうでしたか?と聞かれた。美味かったです。私はあの半分湯がいてないような博多の麺は余り好みじゃないって答えると、この店でも半数以上の方が縮れ麺の方を注文していて、彼もこっちの方がいいと考えているようだ。この方、どこかで見たことがあるなぁと思っていたら、最初は通堂の西原店にいて、期間限定の博多のフードパークに行ったあとは本店に戻っていたんだそうだ。だから見覚えがあったんだろう。名前は東郷さん。東の浜に東の郷さんが店を出したんだねぇ。スープもさっぱり系でよかったって話をしたら、そんなに油でこってりにしなくても、出汁をうまく調整してコクのある味わい深いものができるんじゃないかと思い、研究中のようだ。最近は油の強いこってり系が主流だけど、西原店の2周年の時に出していた牛テイルの塩ラーメンみたいなのがいいなぁって話をしたら、ああいうのを作らんといかんですねえと言う話もでたので、この店これからすごく楽しみかもしれないぞ。もう少し落ち着いたらまたやって来よう。
たつぞうの記事その2。
らーめん たつぞう
住所:〒901-1304 与那原町東浜2-4 1F 地図
電話:098-944-3670
営業:11:30-15:00 18:00-24:00(売り切れ次第終了)
定休:まだ決まってない。
2007年11月24日
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