
ソフトドリンクでも良いってのは飲めない人のためと言うより飲み続けるのも大変って配慮かもしれない。ともかく他に何も注文しなければ13杯の泡盛を飲み、楽しんで1000円ポッキリというお得なお祭りだ。さらに全店制覇したらコザクラで泡盛ボトル1本プレゼントなんておまけまでついている。ちなみに去年は制覇した人は1人だったらしい。お酒が強いとか弱いではなくて廻っているうちにどこか居心地のいいとこで腰を落ち着けてしまうのが原因らしい。

まずはM'sの店頭横でチケットを見せて首からぶら下げる札をもらう。子どもの手作り品のようだ。まずは、前から来たかった手打ち日本蕎麦のきく石へ。てんぷら蕎麦を食べたけど、まぁまぁかな・・。
BAR 10 STREETオリジナルラベルの泡盛が置いてあるので、この祭り用かと思ったら、普段からここの通りのバーには置いてあるんだそうだ。
次の店に向かっていると友人二人に出会って、その後は一緒にお店廻り。それぞれのバーのマスターやママさんが個性的で楽しく元気だ。店も昔のフォークのLPがずらりと貼られたフォークバーからダーツバーにどうしてガウディって名前がついたのかさっぱり分からないカラオケバーとユニークだ。
一番すごかったのは、モッズの喜屋武さんのお兄さんがやっているwai wai Mod'sだ。オリオンですら所有してない昔のグッズが店内に溢れていて、まるで博物館。BGVが昔のコマーシャルフィルムだったりする。ボードに名刺が貼られている店は多いけど、ここのボードはオリオンの社員の名刺のみ。ここはおもしろい店だなぁ。ここは別記事で紹介することにしよう。

後半はちょっとスピードを高めて廻る。午前1時が制限時間なのだ。ともかく無事全店制覇して最後にまた花パリに戻ってイベリコ豚とトマトのスパゲッティーを食べたけど880円と安いし美味い。今度ゆっくりと来ることにしよう。

これが制覇の証し。短時間で全部廻ったので記憶がごっちゃになってる店もあるんだけど、チケットにメモったものからちょっと書いておくことに。
●日本そば-きく石
今回は天ざるを食べたけど、次回は名古屋の手羽やかけそばを試してみたいかな。
●Boo風Woo
昔のLPが壁一面に貼ってあって懐かしいし、流れてる曲も懐かしい。マスターの話もおもしろい
●Bar ミモザ館
確か中の町一番の◯乳ママの店と言ってたのは多分ここだろうな。とても気さくな感じのママ。伊勢正三のライブを流していたのが懐かしくもよかった。
●wai wai Mod's
さっきも書いたけどオリオンミュージアムのようなバー。
●Rymm!
ライムと読むらしい。ここでジーマを飲むとはガチャポンを廻せてちょっとオシャレな文字が浮ぶライトが当たるようだ。あとでまた戻ってこようと思って忘れてしまった。
●微風
そよかぜと読むライブバー。
●Bar 中の町
チケットにはバーとあるけど看板はスナック。そっちの方が正しいと思う。
●DINER 花パリ
BAR10STREETの隣りの通りにあるイタリアンレストラン。安くて美味い。
●OH MY GUTS
自分が一番というマスターの店だったと思う。
●ガウディ
なんでガウディって名前をつけたのか分からないけどカラオケスナック風。
●ダーツバー 兎
ソフトダーツが置いてある店で、落ち着いたオシャレっぽいバー。ここのトイレの便器は四角いカタチでユニーク。必見かも。
●洋風酒場ハングリー
ここも通りは違うけど、カラオケ中心だけど割と広くて外の景色も見える店。
●music bar M's
ここもマスターがユニークで居心地のいい店だ。
思ったことは、各店でスタンプをチケットにもらうのだけど、このチケット自体をIDカード入れみたいに首からぶら下げた方がなくしたりする心配もないし便利だなぁ。それと各店の紹介をした小さなチラシを用意しておけばもっといいと思う。なんせ短時間で廻るから翌日になると記憶は曖昧になってしまう。そのチラシに小さな余白を作っておくと親切だし、アンケートなんか用意しておいてもいいかも知れない。いくら楽しくても記憶は消えるものなので記録して、さらにお店がそれをお土産に持って帰ってもらえるようにするといいなと思う。


最後に、途中で見つけたラーメン屋を思い出してそっちにも寄ってみることに。 店構えからして、珍珍珍だったと思われるけど、みそなんかもあるみたい。つけ麺モードだったけど、券売機を捜してもないぞ。うーん残念。しかし、自家製麺ともあるし、他の食べたらいいのに、ショックでいい匂いの流れてくる焼き鳥屋に寄ってしまった。話を聞いたら開店してまだ1年そこそこじゃなかったっけな?メニューは串焼き以外にも割と豊富で、この周辺に出前とかもしているようだ。ネギマ400円とハツ300円を注文してみた。


ネギマはまずまずだったけど、ハツはちょっと火の通しすぎだ。素材は悪くない感じだったのでちょっと残念。もっとも沖縄の焼き鳥屋さんって火を通しすぎるところが多いんだよね。焼き鳥で重要なのは、どの時点まで焼くのではなくて、どの時点で火から降ろすことだから難しい。
そういうのはさて置き、とても楽しいイベントだった。地域の中のさらに小さな通りで、こんな元気なオーナーたちがいるってだけでも嬉しいぞ。
しかし1夜で15件ってのは私的にはすごい記録だなぁ。
BAR10STREETは、この地図の赤いラインのところ。
