サン・ヴァンサンのランチ5 おきぐる(沖縄タウン情報)

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2007年12月04日

サン・ヴァンサンのランチ5

サン・ヴァンサンは、那覇新都心おもろまちのマックスバリューの向かいにあるこぢんまりとしたアットホームな雰囲気のワインとフレンチのお店。素材を活かした料理をリーズナブルなプライスで食べさせてくれ、ちょっとゆったりとした時間を過ごすことができる。今週も打ち合せで那覇に来たのでその前にランチをいただいた。

サン・ヴァンサンのランチは、定休日の前後はないので火曜から金曜まで。打ち合せが月曜だったりして、うっかりやってくるとがっかりしたりするんだけど今日は大丈夫。開店とほぼ同時だったので、みーぐちだ。さて今週のランチはどうだろう?

前菜は、サーモンマリネ白菜添えケッパー風味。マヨネーズソースのまろやかさに、ケッパーの風味がアクセントになってサーモンのねっとり感とよくあっていて美味い。パンには、オリーブオイルか無塩バターのいづれかを選べるんだけど、今日はオリーブオイルに。少し浸して、マヨネーズソースもつけてもいいね。パンは、ちかくのかびら屋のものだそうだけど、新都心には美味いパン屋が多くていいなぁ。

スープは、じゃが芋のポタージュ茸風味添え。これは美味い!とてもクリーミィでざらつき感は全くない。茸のデュクセルが味のアクセントになっているのもとてもいいな。シンプルな料理だけど、とても手間のかかる逸品だと思う。

魚料理は、旬魚のワイン蒸し白胡麻香るソースで、今日はシチューマチ。魚はその日の鮮魚なんだけど、私が食べる時は赤マチが多かったのでシチューマチは初めて。ゴボウが添えられているのは珍しいなぁと思ったけど、フランスでもゴボウはあるんだそうだ。白胡麻ソースもとてもなめらかでシチューマチの美味さをよく引き出していると思う。これもパンにもよくあうな。

肉の方は、黒豚肩ロースのローストトマトとバルサミコで仕上げ。これはもう見ただけで美味そうだ。柔らかいだけでなく、しっかりとした弾力があって、噛むと肉汁が口に溢れとても味わい深い。火の通し方が絶妙だ。甘味と酸味のバランスのいいソースとのとりあわせも素晴らしい。私は魚と肉の両方をチョイスしたので、それぞれのポーションは、いづれかを選ぶより少し少なめだそうだ。いづれかなら1800円だけど両方選ぶと3000円。ちょっと贅沢だけどそれだけの価値はあると思うな。

デザートは、ぶどうのシャーベットに、チーズケーキとガトーショコラ。ブドウの輪切りに乗ったシャーベットは、甘味と酸味のバランスがよくていい香り。ケーキはいづれもしっとりとしていて、チーズ濃厚さもとてもいい。ここのケーキは、食べる毎に美味くなっていいってるような気がするな。
と言う訳で、今回も満足したランチだ。

サン・ヴァンサンのランチ1の記事はこちら。
サン・ヴァンサンのランチ2の記事はこちら。
サン・ヴァンサンのランチ3の記事はこちら。
サン・ヴァンサンのランチ4の記事はこちら。