2007年12月05日

海が見えるそば家

soki_l_650_umisoba.jpg海が見えるそば家は、名前の通り嘉手納の水釜の海が目の前にあるそば屋。随分と前に一度来た切りだったのだけど、読谷に用事があった帰りに寄ってみた。ここは、昔はフレンチレストランだったところでもある。そのままの内外装なのでとてもオシャレな感じだ。フランスと言うよりサンタフェのような雰囲気でもある。


all_umisoba.jpg

menu_spice_umisoba.jpg天気がいいので海の色も空の色も大きな窓から綺麗に見える。店内には低めの音量でジャズが流れているのも気持ちが落ち着く。店内には、4人用のテーブルが1つに、2人用が3つに、2人用のが3つくっついて6人用になっているものの他、奥の部屋にも2人用が3つに4人用のが1つあり、広々としていて明るい。メニューは、赤肉か三枚肉が選べる沖縄そば、軟骨ソーキ、本ソーキそばの他に、自然卵のたまごそばと千切りこんぶそば何ていうちょっと変わったのもある。赤肉と三枚肉とこだわったりしているので三枚肉にしようかとも思ったけど、今日は、本ソーキの大650円にしてみることに。ちなみに大盛りは700円で小は450円。私はソーキなら絶対本ソーキだと思っていたりするのだ。

soki_l_650_umisoba.jpg

これがソーキの大650円。大ぶりのソーキが2つ、どーんと載っている。あとはかまぼことネギといたってシンプル。前に食べた時のことは憶えてなかったのだけど、スープを一口飲んでみると、おおっ、これは美味い。こんなに美味かったけな。何で憶えてなかったんだろう?あっさりとして、まろやかだけどとてもしっかりとした出汁が出ていて、ロットリングの0.1mmで円を描いたようなくっきりとした輪郭のある味だ。麺は硬めでとお願いしたので、亀濱の麺かと間違いそうになったけど、西崎製麺のものだ。あとで店主の小橋川さんに聞いたら、オープン時には中部までは配達できないと言われて、一度は諦めて亀濱のにしようかとも思ったそうだけど、やっぱりこだわりたくて再度お願いして無理を聞いてもらってこの麺にしたんだそうだ。美味いこのスープも豚に鶏をベースに鰹節と昆布で調整して作っているそうだ。syoga_umisoba.jpg昆布は大事だよねぇとのこと。だからあっさりとしながらも深い味わいがあるんだろうな。ソーキもよく煮込まれていて、脂抜きもよくてふわっとした感じ。肉の味わいはそのままにとても柔らかく美味い。途中まで食べてから一緒に出された生姜を入れてみる。液体に浸かっているので酢漬けかなとちょっと心配したら、どうやら水に晒してあるだけみたいで、これがまた美味い。香りもいいけど、スープの味はそのままで鮮烈な辛味だけが加わりいい感じになる。最初からコーレーグースとか入れる人も多いけど、ぜひ最初はそのままで、あとからこの生姜を加えることをお勧めするな。
soki_l_650_fin_umisoba.jpgと言うわけでかなり満足したぞ。時間があれば、ぜんざいかコーヒーでも飲みながら、しばらく本でも読みながら時々海を眺めてゆっくりとするのもいいだろうな。夕方なら天気がよければ夕陽も綺麗に見えるし、夕暮れそばもいいかもだな。三枚肉も、たまごそばも、細切りこんぶそばも気になるし、またやってこよう。

帰ってから、もらった名刺の裏を見てびっくり。オーナーはギターとボーカルもやってるのかぁ(^^


fasard_umisoba.jpg海が見えるそば家
住所:〒904-0204 沖縄県中頭郡嘉手納町水釜6-25-13
電話:098-956-0940
営業:11:00-18:00
定休:月



年越し生沖縄そば




riolog.jpg

人気blogランキングfクリックしてね!→

posted by rio at 15:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 嘉手納町 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今年の夏に行った時なんですが、古謝美佐子さんが入ってきました。どうも、常連さんらしく店員(たぶん、オーナーの奥様かな?)の方に「美佐子姉さん」と呼ばれていました。美佐子姉さんは入ってくるなり、置きっ放しになってるテーブルのマカイを片付け始めました。その時、観光客と思われるカップルの男性が「すいません」と声をかけたんですが、お店の方はキッチンに入ってしまい、気がつかない。と思ったら、片付けしてた美佐子姉さんが間髪入れず笑顔で「は〜い、少々お待ち下さい」とオーダーを取りにいきました。古謝さんの連れの方と古謝さんと気が付いている私は思わず目がテンでしたが、その直後、思わず吹き出してしまいました。それを見た美佐子姉さんもニコニコしてましたよ。なんか、美佐子姉さんのお人柄に心がほんわかとして、美味しいそばがますます美味しく感じましたよ。
Posted by Jacky at 2007年12月09日 14:31
古謝美佐子さんには、何度かお会いしたことがありますが、とても気さくな方ですよね。
最初に読谷のとあるお宅の庭でライブを聞いたのだけど、その時に初めて童神を聞きました。その時は何の歌なのか歌詞も分からなかったのだけど、情感溢れる歌で思わず涙がこぼれたのを憶えてます。
Posted by rio at 2007年12月17日 18:38
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。