
昔はステーキと言うと飲んだあとに食べたりすることが多かったもので、ジャッキーが辻にまだあった頃はよく行った憶えがある。いつのまにかシメはうどんや蕎麦に代わり、最近はラーメンなんてことも多く、今回も国際通りの某ラーメン屋に久し振りに寄ろうかと思ったのだけど、一度は通りすぎたものの、いちぎん食堂のステーキが旨いの看板に引き戻されてしまった。

この店に入るのは2度目で、
前回はすき焼だった。ともかくこの店はメニューがやたらと多い。毎日来ても全部制覇するのに2カ月位かかりそうな感じだ。とうふチャンプルーやナーベーラー味噌炒めの定番から、そば、ソーミン、カレーや丼ものに場所柄か、泡盛セットやビールセットも3種類づつあったりする。値段設定も首を傾げるものがあったりする。

カキフライ470円の隣りの海老フライ730円は高く感じるなぁ。カキフライよりシャケバターが100円高かったり、オムライスと同じ値段だったりするのはどうも理解しがたいものが私にはあるぞ。そんなことはとりあえず置いておいて、ステーキを注文。200gが1,100円で、250gだと1,380円。ニューヨークとリブステーキが選べる。200gの脂身のあるニューヨークを、チョイスしてメディアムレアでお願いしてみた。

まずは、ステーキ屋と同じくスープとサラダから出てくる。ジャッキーとかと同じトロぉっとしたスープかと思ったら、意外とサラッとしてる。というか薄いだけかも。私はあのキャンベルスープを真似しようとしたけど別物になったんじゃないかとも思われるあのスープが好きなんだけどな。サラダは甘いサウザンドソース。

これがニューヨークステーキの200g。久し振りに見る牛型の鉄板だ。例によってA-1ソースが一緒に出てくるけど私は塩コショーで食べるのでこの手のソースは使わない。肉は思ったより薄め。切ってみるとわずかに赤味が残る程度で、メディアムに近い。鉄板はジュージュー音をたてているし、すぐにウェルダン近くになってしまったぞ。レアとかと言った方がよさそうだ。ステーキと言うより分厚い焼肉って感じかな。味はまぁまぁなので、どうしてもステーキが夜中にこの近くで食べたくなったらそれもいいかもって感じかな。脂身は余り旨くなかったので、脂身の少ないリブロースの方が食べごたえがもう少しあるのかもね。

食べている最中に気づいたのだけど、いちぎんラーメンってのもあるんだ。ソーメン風の麺ともあるけど、これは文字通りソーメンみたいなものなのか、それとも博多ラーメンの麺を表現しているんだろうか?ライス付きは分かるけど、ポークたまごもついているのは、さしずめ餃子セットのウチナー版。ラーメンだけにしてくれていたら、思わず追加注文していたかもしれない。
いちぎん食堂のすき焼の記事。

いちぎん食堂
住所:沖縄県那覇市久茂地2-12-3
電話:098-868-1558
営業:24時間
定休:無


クリックしてね!→