広島激辛つけ麺じゃけんは、12月の後半に出来たばかりのつけ麺専門店。プレオープンの時に行ったのだけなので、少し落ち着いたかなぁと、コリンザに行く用事の途中で寄ってみた。14時過ぎだったのだけど、店内には何組みかのお客さんが食べているし、その後も入ってきたので順調な様子だ。この店は、私の廻りではイマイチ評判がよくなかったりする。その理由の多くは、中華麺にめんつゆのようなタレはあわないってのが理由だ。私の家族もソーメンだったら美味しいのにとか言ってたし。でも、カタチに囚われないのがラーメンのスタイルなら、食べる方も囚われない方がいい。私は、具材とかにちょっと問題があるなぁと思ったけど、濃い目で旨味はあるけど、さっぱりとしたタレと細めでコシのある麺との取り合せは自体は、新鮮でいいなぁと思ったものだ。
今回は、つけ麺と共に、気になっていたサイドメニューも一つ注文してみたかった。りゃんさいごま油あえってのがあるんだけど、りゃんさいと言う野菜のごま油あえなんだろうかと思っていた。たずねたところ、スタッフの女性もその正体を知らなかったみたいで店長に聞いていた。キャベツやキュウリ、ネギに刻んだチャーシューを和えたものらしい。そう聞くと美味そうだし注文しない訳にはいくまい。
で、これがりゃんさいごま油あえ200円。すぐに出てきた。思ったよりずっとボリュームがある。つけ麺の具材である。キャベツ、キュウリ、ネギに刻んだチャーシューをタレとゴマで和えたもののようだ。これはかなり美味い。キャベツなどの食感も、ピリ辛具合もいい。惣菜としてテイクアウトしたいと思う位だ。ビールとかの肴にしたら、なおいいだろうなぁ。そう考えると200円はとてもリーズナブルだ。他にも広島菜づけや、ちりめんおろしも気になる。それぞれ200円位するから、一人だと中々注文しづらいので、3品盛りとかあると嬉しいかも。それに広島の人には普通なんだろうけど、簡単な説明とか写真があると、もっと注文してみたいなぁって気にさせてくれるんだけどね。しまった、りゃんさいって、どう言う意味なんだろう?聞くのを忘れたな。
つけダレは、今回は普通の3倍にしてみた。辛いのは全然苦手じゃないし、むしろ大好きなのだけど、前回の記事で、「このタレの美味さを味わうには、辛さに強いとか弱いとか言う前に、普通の3倍か或いは、1-2倍位にしておいた方がより楽しめるんじゃないかなとも思う」と書いたのを実践してみようと思ったから。前の写真と比べると確かに唐辛子の量は随分と少なめのようだ。
今回も前回同様1.5玉で750円。一目見て、前回よりよくなったのが分かる。前回の写真と比較してもそれは明瞭だ。白髪ネギは前回も美しかったけど、すぐに気づくのがチャーシュー。前より見た目も味も随分とよくなって味わい深い。キャベツも色鮮やかで歯応えもいいし、キュウリなどの盛りつけ具合もよくなっている。タマゴも固ゆでだったのが、やや半熟気味だ。このつけダレだと、これくらいの茹で加減が私は好ましいと思う。ただ、味気はないので、せっかくのタレがあるのならしばらく漬けたタマゴにすると親和性があっていいかなぁとは思う。
やや細めの麺は、ツルシコで風味もあって、細麺が余り好みじゃない私も好きだし、このタレにはよくあっていると思う。今回は3倍の辛さだったせいかもしれないけど、タレが前回より旨味が濃厚に感じて美味い。辛さも5倍のものと比べても遜色ないし、思った通り、辛さ控えめの方が美味いんじゃないかと思う。まぁ、もっと辛さが欲しいなら途中でリクエストできるんだから無理して最初から辛いのに挑戦する必要はないと思うな。
サイドオーダーしたりゃんさいごま油あえも汁に加えて食べると、旨さが増す。と言う訳で前回は1.5玉だと物足りなかったのだけど、今回は割とお腹もいっぱいになって満足。タレはざるそばのような小さ目の器につけて食べるのだけど、最後まで薄まり過ぎることもなくて、食べ終わったあとの汁はそのまま飲み干せる。麺と具材の無くなった皿を見ると、一滴の水分も残ってない位に、きちんと水切りができているからなんだろうね。
聞くところによると、温かい辛味噌味のものも開発中なんだそうだ。こっちは今のでは満足できない私の廻りの人たちにも受けそうな気がするし、これからも中々楽しみな店じゃないかなと思う。
次回は、一転して10倍くらいの辛さに挑戦してみるか・・な!
前回の広島激辛つけ麺じゃけんの記事。
広島激辛つけ麺 じゃけん住所:沖縄市久保田プラザハウスウォークサイド北
電話:098-933-6471
営業:11:00-24:00(15:00-17:00は中休み)
定休:未定(当分は休みなしのようだ)
