
一緒にいった方は、初めてなのでディナーのコースをオーダー。基本的にはランチのフルコースと同じだと思うけど、先日食べたランチとの違いにも興味ある。私は、ア・ラ・カルトからオーダー本日のマリネと野菜料理、それと小鳩のロースト。




本日の野菜料理は、1200円からなんだけど、一人用に小さ目のポーションにもしてくれるそうなのでお願いしてみた。まぁフルポーションでも私には問題ないとは思うけどね。暗いので色がはっきりとは写ってないのだけど、いろいろな野菜が色とりどりにソテーされてでてきた。茄子、トマト、ブロッコリー、アスパラ、ズッキーニやオリーブなど、それぞれが素材にあわせて絶妙の火の通し方で、歯応えもよく美味い。いつもランチの付け合わせの野菜に存在感があると感じていたのだけど、野菜だけこうして食べると十分メイン料理になるなぁと思う。


これは、小鳩のロースト フォアグラソース トリュフの香り添え。こ、これはう、美味い。しっとりと柔らかく、ちょっと野性的な風味もある。手羽の部分はナイフとフォークでは食べにくいので、もう手づかみでむしゃぶりついてしまったくらいだ。それにソースが絶品だ。なんせフォアグラとトリュフの最強の組み合わせだ。、焼きたてのパンも香りも食感もよくソースをよく含んでくれるので、このフォアグラのソースも最後まで堪能することができる。いやぁ、脳髄を直撃する美味さにまいってしまった。2杯目のワインは、A・MANO(ア・マーノ)。イタリアのちょうど踵の部分にあたる南端のプーリア州のワイン。スパイシーな香りとしっかりとしたボディで、この料理にぴったりの赤だと思う。ア・マーノとはイタリア語で「手造り」を意味する言葉だそうだけど、作り手の思いが込められているようなワインだ。コースの方の魚と肉料理は、ランチとほぼ同じような感じかな。

さて、お楽しみのチーズ。ワゴンがゴロゴロとやってきて、見ながらチョイスすることができる。あいにくとカウンターの端の方にいたこともあってちょっと見づらいってのもあったのだけど、スタッフセレクションいお任せしてみた。左上から、時計回りに、ブリアサヴァラン、ロックフォール、コンテ、モンドール、セルシュール・セール、ブリー・ド・モー。いづれも神楽坂のアルパージュからのもので、状態もよく美味い。


デザートは、チョコレートケーキ、バニラアイスに、木苺のムース。ランチでも思ったのだけど、このチョコレートケーキは、生チョコのように濃厚かつ滑らかなとても深い味わいですごく美味い。入れるワインによって風味を変えることができるんだそうだ。このチョコだけもっともっと食べたくなってしまう位。
6時半にスタートしたのだけど、気が付けば3時間程もいたんだなぁ。一緒にいった方もすごく満足してもらえたし、楽しいひと時を過ごすことできた。と言う訳で、とても満足なディナーだった。
今回紹介したワインは、こちらで買えます。
シャルトーニュ・タイエ キュヴェ・サンタンヌ・ブリュット┃ヴィーニャ・ドニャ・パウラロス・カルドス・シャルドネ[2006]┃アマーノ プリミティーヴォ プーリア 2005┃ローズマウント・ダイヤモンド・シラーズ┃
過去のサン・ヴァンサンの記事。
チーズを楽しむ会┃ランチ1┃ランチ2┃ランチ3┃ランチ4┃ランチ5┃ランチ6┃ランチ7┃XMASランチ┃ランチ8┃ランチ9┃ランチ10┃

住所:那覇市銘苅2丁目4-35 アーバンプラネットビル2F
電話:098-862-2240
営業:12:00-14:30(L.O 13:30)※火-金のみ 18:00-23:00(L.O 22:00)
定休:日・祝
