

前菜は、冬魚のマリネ 人参ソース サラダ添え。魚はマクブ。この間食べたやんばる鶏のもも肉に使われた人参ソースとはまた違った風味だ。甘さと酸味のバランスがとてもよく、もちもちした食感のマクブとのマッチングも見事。

スープは、じゃが芋のクリームスープ 茸の香りで。茸はセップ茸と言うそうだけど、イタリアでいうところのポルチーニのことだ。このスープは大好きだ。軽い塩味と甘さ、そしてセップ茸を口に含んだ時の香りと食感もとてもいい。

魚料理は、旬魚のソテー 長ねぎのバターソース。魚はブダイ。これも素晴らしい。味覚中枢を一気に共振させてくれるような感じだ。いつもの通りカリカリの皮と熱々でふるふるした身に長ねぎたっぷりのバターソースがとてもよくあっている。軽い塩味と甘味のバランスが絶妙。それにピリっとするレッドペッパーがいいアクセントになっている。付け合わせのズッキーニや蕪、チンゲンサイも美味い。

肉料理は、黒豚肩ロース肉のロースト りんごのピュレ添え。しっとりと柔らかいだけでなく、しっかりとした歯応えとサクットした脂の食感がとてもいい。赤ワインを加えられたりんごのピュレの甘さととてもよくあう。塩、コショーで食べてもすごく美味いと思うけど、こんなソースもいいね。付け合わせのヤングコーン、ズッキーニ、ペコリ、芽キャベツ、ブロッコリーも俺達は脇役じゃないぞとばかり存在感を示している。特にヤングコーンは、粒々まではっきりと感じられる位の火の通し方で舌を楽しませてくれた。
魚か肉かと言われたら、今日は魚の方に私は軍配をあげるかな。素材を活かすソースと言う観点ではそちらの方に分があったと思う。



と言う訳でいつもよりちょと急いで食べて、読谷で打ち合せだ。
過去のサン・ヴァンサンの記事。
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