ワンフロアの店内には、座敷やテーブルが巧みに配置されていて、一人からグループ客まで多様に対応できるようになっている。メニューも、お馴染の沖縄料理が豊富に用意されているようだ。定食メニューにも心惹かれるものが多いのだけど、まずは沖縄そばにしてみることに。野菜そばやゆし豆腐そばもよさそうだけど、初めてなのでオーソドックスに普通の沖縄そばをチョイス。580円とやや高めの設定だけど、これは新都心価格かな。
これが沖縄そば580円。高めかなと思ったけど、昆布のはいったスヌイ(もずく)が割とたっぷり別皿に添えられて来た。まずは、スープ。かなりの薄味だけど、その分出汁のよさは感じられる。
麺は、中太の平麺っぽい感じで、不揃いなので手打ち風だけど、市販の麺と言うか業者麺だと思う。もちっとしているけど、ちょっとヌメっとした感じもあり、柔らか目なので私の好みとはちと違う。
重た目の麺なので、この輪郭がはっきりしないスープでは受け止めることができず、相性は余りいいとは思えないな。
三枚肉は食感はまずまずで、スープを邪魔しない味付けではあるけど、これもかなりの薄味。たっぷりと盛られた小松菜は色も鮮やかで食感もよくとても美味いと思う。そばとは対照的にスヌイは、酸味はいいのだけど、かなり甘い。
テーブルには、自然の味、無着色と書かれた生姜が置かれているので、アクセントにと載せてみたら、ピリピリっとしていい感じなのだけど、これもとても味が濃く、酸味はいいとしても甘味がとても強く、スープが負けてしまう気がする。メニュー表とは別にメニュー全部のカロリーや塩分などが記載された表があるのだけど、そばの中ではこれが一番塩分が少なく2.9gと書かれている(島菜のサイトでは3gになっているけど)。これが一般のそばに比べてどれくらい少ないのかは分からないけど、あとで塩を加える訳にもいかないので、もうちょっと塩分だけではなく麺との相性を考えてそばの設計をして欲しいかなぁとは思う。野菜そばが3.9gと一番塩分が多いのは意外だけど、他のそばもこんな味なのかな?ここは、そば屋ではなくて食堂なので沖縄そばはメニューのひとつにしか過ぎないのかもしれないので、次回はチャンポンとか試してみようと思う。
レジの所では、フーチバーやハンダマなどの産直らしい野菜が安くで売られているので、思わず、島らっきょうとハンダマを買ってしまった。それぞれ100円と安いし、島らっきょうは今が旬だね。
沖縄食堂 島菜
住所:沖縄県那覇市銘苅1-3-47
電 話:098-941-2111
営業:11:00-23:00
定休:第2火曜
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