どうしてビビそばって言うのか聞き忘れたのだけど、賄いで食べていてスタッフにも好評なので、さらに工夫し、メニューに加えることにしたんだそうだ。作ってもらうまでの間に、店内をじっくりと見ると、豚のフィギュアがさらに増殖しているみたいだ。かわいらしいのが多いね。

大将はちょっと目には、武骨な感じもしない訳ではないけど、気さくで話し好きな方。じゃんの開店までの裏話や高校の時の野球の部活で毎日ラーメンの出汁やタレを作っていた話など、とても面白く興味深い。あのポタージュのような濃厚なスープは、豚骨など100kg超を1日以上じっくりと煮込んで作っているそうでガス代も大変とのことだ。今はスープの鍋を4つ使っているんで前のように早い時間で売りきれることもなくなったそうだけど、それでも閉店まで保たないことが多いらしい。

そうこうしているうちにビビそばが目の前に。おおっ!これはすごい。深めの丼に入っていて具がてんこ盛りで麺が見えない。厚切りのチャーシューに半熟の味玉、メンマ、キャベツ、ネギに明太子まで載っている。まずはレンゲで麺を引っ張り出して写真を撮ったら、混ぜあわせて早速食べてみることに。
麺はつけ麺と同じく与那覇食品の太麺。じゃんの濃厚とんこつスープがたっぷり絡んででとても美味い。見た目よりさっぱりとした口当たりだし、ジューシーなのですすりやすくもある。さらに明太子が混ざると風味が増す。厚切りロースハムのようなチャーシューもたっぷり入っていて、しっとりと柔らかく味わい深い。味玉もいい具合だ。麺の量も結構多く、食べごたえもあって、私は結構お腹いっぱいになったぞ。最後に底に残った汁も美味しくいただけ、ごちそうさま。これで売価は650円を予定しているそうだけど、思わず安いかもと思ってしまった。私的には、海苔かネギのどちらかを、大葉の細切りに代えると香りもよくなるしさらに美味くなるんじゃないかなぁと思う。ネギが、かなりたっぷり目なのは嬉しいのだけど、それを少なくして大葉でもいいな。月末までにまだ時間があるので、さらに工夫されると思うのだけど、十分完成度の高いまぜそばだ。ところで前回の記事で、つけ麺の麺の量が少なめと書いたのだけど、現在はかなり量を増やしたんだそうだ。うーん、次回はビビそばにするかつけ麺にするか悩みそうな私だ。あ、焼きラーメンもまだ食べてないしなぁ。
じゃんの過去の記事
ラーメンと餃子┃ちゃーしゅーラーメン┃つけ麺
住所:中頭郡西原町字内間1319
電話:098-894-7786
営業:11:30-14:30 18:00-23:00 (スープがなくなり次第終了)
定休:火
※曙に2号店出店に伴い、現在西原店は、土・日・祝を除き昼間の営業は無しになっている。
横浜ラーメン博物館現在出店中の8店舗完全制覇セット。チャーシューメンマ付で送料込のお得なセットです。


